ストーブメンテの楽煙舎 HOME

スポンサーリンク

この広告は一定期間(1ヶ月以上)更新のないブログに表示されます。
ブログ記事の情報が古い場合がありますのでご注意下さい。
(ブログオーナーが新しい記事を投稿すると非表示になります。)
  
Posted by at

15年使用の薪ストーブメンテナンス

こんにちはストーブメンテナンスの楽煙舎です!!!

繁忙期に入って忙しく、なかなか更新できませんでした。すいません。…心待ちにしている人は多分いないでしょうけど

今回ご紹介するのは先日古川にメンテナンスに行ったお宅です。

ご依頼があってお話を伺うと、15年ほど使用して煙突は毎年自分で清掃しているとのことでしたが、ストーブの内部はまだ一度もちゃんと見たことがないから、一度専門の業者に見てもらいたいとの事でした。

15年使用の薪ストーブで中のメンテナンスをしていない場合、かなりひどいことになっているケースが多い。煙突がタールでぎっしりだったらどうしよう。中のパーツがバキバキだったらどうしよう。行く道中は最悪の事を想定して、頭の中では作業の手順をぐるぐるとシュミレーションしていました。

そうこうしているうちに煙突のあるおうちが見えました。人柄の良さそうな犬が私を出迎えてくれました。吠えるでもなく、尻尾を振って近寄るでもなく、少し近づいて私を見つめています。その時の犬の顔がほんわかと優しいような、なんだか申し訳なさそうな不思議な表情でした。

ドキドキでチャイムを押すと中からはもっと穏やかで腰の低いお客様が出迎えてくれました。

「どうもすいません。忙しい時期に頼んでしまって…。何年も焚いていましたが、年々心配になってきたのでメンテナンスの依頼をしました」

「全然問題ないです。さっそくストーブを見させてもらいます」

15年使用の薪ストーブはモルソーの小型の物でした。

私はそれを見てびっくりしました。

「これ本当に15年使用の薪ストーブですか?」

「はい。1,2月以外は週末しか焚いてないですから… 15年使ったのでそろそろ交換した方が良いですか?」

「とんでもないです! まだまだ十分使えますよ。すごく綺麗じゃないですか!!!」

すごくやる気になりました。

煙突を掃除して、炉内を掃除して、ガスケットを交換しました。最後に表面を磨きました。

その写真がこれ





本当に驚きでした。15年使用ですよ。すばらしい。使い方次第ではこんなにも綺麗なままなんですね。そういえばこのお宅はおうちもすごい綺麗でした。人柄も合わせいろいろと見習うところが多いお客様でした。

本当にありがとうございます。

楽煙舎
高山市冬頭町1450-6
電話 0577-36-5588
携帯 080-8976-7170
mail rakuensya@gmail.com



  

ペレットストーブのメンテナンス2

こんにちはストーブのメンテナンスの楽煙舎です!!!

Shimotani社製のオルコットのオーバーホールメンテナンスが終了しましたので報告します。

まずはサイドパネルとバックパネルを外します。



中はペレットの粉や、家から出たほこりをストーブが吸って汚れています。

この本体内部の清掃を2~3年に一度行わないと不完全燃焼起こしたり、故障の原因になったりします。



送風ファン、排気ファンなどを外し排気経路の清掃や故障がないかなどを調べます。

このオーバーホールメンテナンスはペレットストーブを取り扱っている代理店、メンテナンス業者しかできませんので、ペレットストーブをお使いの方は専門の業者に依頼してください。

弊社でも対応しておりますのでお気軽にご連絡下さい。

10/8、10/9 の午前10:00~  冬頭町の富士ストーブにてメンテナンス講習会を行います。

煙突掃除の仕方や、ドアガスケットの交換方法を実演を交えてご説明いたします。

その他、たくさんの薪ストーブメーカーさん、ペレットストーブメーカーさんがいらっしゃいます。

ストーブの事でお困りごとがございましたら、この日に解決できるかもしれませんのでぜひいらして下さい。

お待ちしております!!!

楽煙舎
高山市冬頭町1450-6
電話 0577-36-5588
携帯 080-8976-7170
mail rakuensya@gmail.com

  

ペレットストーブのメンテナンス

こんにちはストーブメンテナンスの楽煙舎です!!!

今回はペレットストーブのメンテナンスです。

ペレットストーブとは木質ペレットを燃料とするストーブの事です。

ペレットとは間伐材や製材端材等の木片を粉砕し、直径6~8ミリ程の円柱状に圧縮形成した物です。木の成分だけで固まっていますので燃やしてもクリーンで環境にやさしい大注目のエネルギーです。



今回メンテナンスをしたのが下呂市萩原町にあるShimotani社製のオルコット



通常のメンテナンスはストーブ炉内の清掃と煙突清掃などを行いますが、数年に一度(3年おきくらい)オーバーホールメンテナンスを行います。

ペレットストーブは使用するペレット燃料の品質や使用頻度などにもよりますが、使用するにつれ本体の排気経路や給排気筒に煤が付着します。

そのまま使用を続けると、正常に排気されないため燃焼不良を起こしたり、故障の原因になりますのでオーバーホールメンテナンスの必要性があります。

これからオルコットのメンテナンスを行いますので、終わり次第アップさせていただきます。

10月8日、9日は富士ストーブフェアにて薪ストーブのメンテナンス講習会があります。

両日ともに午前10:00~行いますので興味のある方は冬頭町の富士ストーブにいらして下さい。メンテナンス講習会以外にも盛沢山のイベントになりますので、時間がある方はぜひいらしてください。



楽煙舎
高山市冬頭町1450-6
電話 0577-36-5588
携帯 080-8976-7170
mail rakuensya@gmail.com


  

お客様にメンテナンスの仕方をお教えします

こんにちはストーブメンテナンスの楽煙舎です!!!

今回はお客様にストーブメンテナンスを教えながらの作業です。

昨年、弊社にて薪ストーブを設置させていただきました清見の方です。

機種はネスターマーティンS43です。

まずは屋根の煙突清掃なんですが・・・

二連ばしごを伸ばした高い位置に屋根があります。さらに少し急勾配があります。

自分たちが上がる分には全然平気だけど、さすがにお客様には無理かな~?

と思っていたら、お客様は何度か屋根には上っているので問題ないですよー。と自信満々。

さっそくヘルメットをかぶっていただき充分に安全を確認して、屋根に上っていただきました。

快晴の空が気持ちよかった!



ネスターも新品みたいに綺麗になりました!


ストーブ掃除の仕方が分からない方は私達のメンテナンスを見て、覚えていただく事もできます。細かい所も伺っていただければ、何でもお教えいたします。まずはご連絡お待ちしております。



楽煙舎
高山市冬頭町1450-6
電話 0577-36-5588
携帯 080-8976-7170
mail rakuensya@gmail.com
  

イントレピッドⅡメンテ

こんにちはストーブメンテナンスの楽煙舎です!!!

先日行いましたストーブメンテナンスの報告です。

今回メンテナンスしたのが、バーモントキャスティングスのイントレピッドⅡです。

小型ながらも高性能が特徴です。



5~6年ご使用との事でした。外見は拭きこぼれによる錆びなどがありました。



写真では分かりにくいですが2次燃焼室を開けてみましたが、中は驚くほど綺麗でした。話を聞きましたら、ここ最近はダンパーを開けたままにして使っていたとの事。

ダンパーを開けたままのご使用は2次燃焼しないので煙が出やすく、薪の持ちもあまりよくないですよ!とお伝えしました。



中を掃除して、外側の錆びもブラシで擦って落としました。最後にオリーブ油で仕上げをして完成です。綺麗になってとても気持ちが良いです!


楽煙舎
高山市冬頭町1450-6
電話 0577-36-5588
携帯 080-8976-7170
mail rakuensya@gmail.com


  

クレオソート!!!

こんにちはストーブメンテナンスの楽煙舎です!

先日薪ストーブメンテナンスしてきた煙突の角トップ(一番上の部分)の画像です。



黒いツヤのある塊はクレオソートと呼ばれる有機タールです。

クレオソートは薪(特に湿った)がゆっくり燃焼した時に生じます。

このクレオソートが燃えて煙道火災になることがあります。

付いてしまったクレオソートは、スクレーパーのような物でひたすら擦ります。



この作業がかなり手こずります。がんがんにこびり付いたクレオソートは簡単には落とせません。



なんとか落ちました!!!

薪ストーブを不完全燃焼させているのに掃除を怠っていると、クレオソートに引火という危険性がございます。

心当たりのあるユーザーさんはすぐにお掃除をして下さい。

ご自分では無理という方は私が落としに行きます!ご連絡宜しくお願い致します。


楽煙舎
高山市冬頭町1450-6
電話 0577-36-5588
携帯 080-8976-7170
mail rakuensya@gmail.com


  

急勾配の屋根

こんにちはストーブメンテナンスの楽煙舎です!!!

先日、ストーブメンテナンスで荘川にある別荘へ行ってきました。

このあたりは雪深いのでほとんどの別荘が落雪の屋根になっています。

かなりの急勾配なので何の装備もしないで上がると落下の危険があります。

弊社では雪止め用の金具を屋根の板金に取り付けて作業を行います。

ヘルメットを装着してつるつるな場所でも滑りにくい靴を履いて作業を行います。





ご自分で屋根に上がって煙突掃除される場合は十分な装備で行ってください。

万が一という事もありますので、下へ降りるまで絶対に気を抜かないで下さい。

ご自分では出来ないという方はぜひご一報下さい。


楽煙舎
高山市冬頭町1450-6
電話 0577-36-5588
携帯 080-8976-7170
mail rakuensya@gmail.com



  

壁貫通部を断熱二重管にしました

こんにちはストーブメンテナンスの楽煙舎です。

今回施工したのは壁の貫通部がシングル管だったものを断熱二重管に取り替えました。

施工前の写真


シングル管はストーブから出た熱風をそのまま放熱していきますので、かなり熱くなります。

壁貫通で全てシングル管での施工の場合、壁の貫通部に煙突の熱が直接加わることになります。

薪ストーブを設置して長期間、壁に熱を加えることで壁の中の木材が徐々に炭化していきます。

そのまま放っておくと火災が起こることもあります。(長期低温炭化火災と云います)

それで今回工事したのは貫通部を断熱二重管にしました。


断熱二重管を貫通部に入れることによって、熱による低温炭化を防ぐことができます。

しかも排気もよりクリーンになります!

興味のある方は一度ご連絡を。

楽煙舎
高山市冬頭町1450-6
電話 0577-36-5588
携帯 080-8976-7170
mail rakuensya@gmail.com



  

小確幸

こんにちはストーブメンテナンスの楽煙舎です!!!

先日わたしの奥様が楽煙舎のブログを見ていて一言。
「あなたのブログ全然おもしろくないわよ! きっと身内しかみてないわよ!」

 …確かにもっともな意見です。身内すら見てないような気がします。

うちのブログは薪ストーブユーザー向けで、しかもメンテナンス中心なのでおもしろくもなんともないんです。でも見てくれている人がいるのは有難いことです。(あまり数は多くありませんが)

ということで今回は薪ストーブと全然関係ないことをアップします。

今から20年近く前、私は大阪で学生をしてました。たまたま朝早く起きた私は近所の公園に行き、ベンチで道行く人をそれとはなしに眺めていました。大半はサラリーマンでした。みんな物静かに黙々と歩いていました。
しばらくすると自転車に乗った老人(作業服を着てらっしゃる)が私の目の前で急ブレーキを掛けたのです。すぐ後に自転車で付いていたこの方の婦人(雰囲気からして夫婦だと思う)も急ブレーキ。
なんだろう?と思ったら、私とは反対側の小さな木を指差して軽く笑って足早に過ぎ去っていきました。後ろの婦人も笑顔で自転車をこいで行きました。

二人が過ぎ去った後にその木を見てみると、小さなツボミがありました。

たぶん昨日までは無かった物でしょう。毎日通る場所のちょっとした変化に喜びを持たれていたのでした。
時間にしてわずか数十秒。あっという間のできごとでしたが未だにふとあの時の光景を思い出し心が暖まります。


写真は会社の庭のブルーベリーのツボミ


楽煙舎
高山市冬頭町1450-6
電話 0577-36-5588
携帯 080-8976-7170
mail rakuensya@gmail.com

  

シングル管から二重管へ

こんにちはストーブメンテナンスの楽煙舎です!!!

先日施工した、シングル煙突を断熱二重煙突に取り替えた改修工事です。




壁貫通部から出たシングル管が横に長く伸びているので、ススがよく詰まりうまくドラフトしないとの事でした。
横引きが長くなればなるほど煙突に煙の負荷がかかるのでススが詰まりやすくなります。
さらに貫通部以外はシングル煙突なので外気に冷やされて煙が円滑に排気しません。











お客様のご要望で断熱二重煙突に取替えの工事を致しました。
壁貫通部から横引きを短くして屋根を貫いて煙突を立ち上げました。
これで煙突が詰まるような事はありません。

シーズン中に煙突がよく詰まるような場合、それは煙突がシングル管だったり横引きが長いという事が原因のひとつだと思われます。
弊社にて取替え工事もおこなっております。
お困りのことがございましたら、ぜひご連絡をください。
よろしくお願いします。









楽煙舎
高山市冬頭町1450-6
電話 0577-36-5588
携帯 080-8976-7170
mail rakuensya@gmail.com